サッカー観戦の仕方は、国によって大きく違います。一般的には、日本代表やJリーグの歌って応援するスタイルをイメージする人が多いと思いますが、他にも色々なスタイルがあります。
ここでは、実際の体験談を踏まえて、プレミアリーグとJリーグの観戦方法の違いをまとめてみたいと思います。
試合のどのぐらい前にスタジアムに来るか
Jリーグのコアなサポーターは、試合開始の1時間前には会場に入り、応援の準備をしています。これはコアなサポーターが多く集まるゴール裏が自由席になっているからだと思いますが、とにかく早く来て席を取ります。
Jリーグは普段あまり満席になることが無いため、一般のお客さんも自由席のチケットを購入してくる人が多いです。そのため、コアなサポーターでなくても、早めに来場する人が多いです。
反対にプレミアリーグのサポーターは、キックオフの直前に集まってきます。チケットが指定席のため、あまり焦る必要がないのと、あとは時間を無駄にしない国民性なのかもしれません。
試合中は何をしているか?
Jリーグの場合、サポーターは飛び跳ねて応援歌を歌い続けます。これはJリーグ初期にブラジルからの影響を強く受けたからだと言われています。声を出して90分間選手と一緒にがんばるのは、なかなか大変です。
プレミアリーグの場合、基本的にサポーターは座って試合を観戦します。試合前や試合中に、時折歌を歌うことがありますが、それ以外は黙って試合の行方を見守っています。ゴールだけでなく、オフェンスでもディフェンスでも良いプレーが出た時は、賞賛の拍手を送ります。
ゴールを決めた時はみんなで喜ぶ
ゴールが決まった時は、どちらのリーグも声を上げて喜びます。これは、世界中どこでも変わらないでしょう。
喜び方は人それぞれですが、Jリーグでは周りのサポーターと喜びを分かち合うという姿勢が強いと思います。これは完全に日本の国民性ですね。
試合が終わった後はどうするか
Jリーグの場合は、すぐに帰る人と混雑するのが嫌で待つ人と半々ぐらいの印象です。コアなサポーターは後片付けがあるため、最後まで残っている人が多いです。
プレミアリーグのサポーターは、とにかく帰るのが早いです!試合が終わったと同時に、一斉に席を立ちます。中には、試合が決まったと思ったら、その時点で帰ってしまう人もいます。
最後に
Jリーグとプレミアリーグの観戦方法は非常に対象的です。稀にどちらが良いという議論になることがありますが、サッカーの楽しみ方は長い年月をかけて培ってきた文化ですので、どちらも尊重されるべきだと思います。
個人的にはプレミアリーグの観戦スタイルが一番好きです。ゆっくり見れて、プレーに集中できるのがいいですね。日本代表もそうですが、日本の応援の仕方は年を重ねると体力的にしんどくなってきます(笑)